2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Rの関数のhelpをcharacterとして取得する方法

表題のことがやりたくて,かなりさまよったのでメモ。まず,help()は返り値としてhelp_files_with_topicクラスを吐く。invisible()で返すようになっているので,変数に付値しなければ見えない。ただ,help_files_with_topicクラスの実体は関数のヘルプの位置…

RGtk2基本編

DFBrowserを作るためにRGtk2の情報をいろいろ探したわけですが,日本語の情報は皆無といっていいです。自分のためのメモと,後続で誰か面白いものを作ってくれることを期待して,得た情報をまとめようと思います。まず,GtkそのものはC言語前提ですが,Ruby-…

DFBrower更新

バージョン1.3.6です。 Importの拡充(Rバイナリ,csv等テキスト形式データに対応) Editorタブでコードを実行した際にObject Viewerが自動で更新されるようにした その他細かい修正 ダウンロードはこちらから。http://d.hatena.ne.jp/phosphor_m/20100208/1…

RGtk2入門編

今回はもう少し進んで,簡単な機能を実装したいと思います。さっそく実例です。 例1 win <- gtkWindowNew(show=FALSE) btn <- gtkButtonNew() win$setDefaultSize(50, 50) btn$setLabel("OK") win$add(btn) gSignalConnect(btn, "clicked", quote(cat("Hello…

RGtk2によるRのGUI環境―DFBrowser ベータ版リリース

現在はDFBrowserの開発は凍結し,より高度なデータ管理機能を備えたmemiscGUIパッケージを開発しています。詳細はこちら。文系ユーザーにRを進めるうえで最も障害になるのは,RのGUIの弱さです。弱いといってもデフォルトでGUI環境がついてくる言語なんてほ…