Shinyで5分でできる株価チャートウェブアプリ

RにもWeb化の波が来てますね。

RStudio, IncがリリースしたShinyはRのみでサーバーも他言語も必要とせずウェブアプリを作成できる画期的なパッケージです。

概要はバタデ先生にお任せするとして,簡単なアプリを作ってみました。

 

ウェブアプリのスクリプトは,2つのファイルに分けて作成します。

1つめは,ui.Rという名前で作成します。

2つめは,server.Rという名前で作成します。

これらを1つのフォルダに保存します。ここではstockというフォルダを作って,そこに保存することにします。保存したら,Rを立ち上げ,stockのあるフォルダに作業環境を変更します。

 

まずはパッケージのインストール。

install.packages(c("RFinanceYJ", "quantmod"))
options(repos=c(RStudio="http://rstudio.org/_packages",
                   getOption("repos")))
install.packages("shiny")

あとは,起動するだけ!

library(shiny)
runApp("./stock")

ブラウザが立ち上がり,こんなページが表示されます。

f:id:phosphor_m:20121110132346p:plain

銘柄コード,期間などを変更すると,リアルタイムでチャートが更新されます。簡単すぎてびっくりですね!ちなみに株式に関しては全く無知なので僕には聞かないでください。実データのほうがおもしろいかな,というだけの動機で株価チャートにしました。